2025年7月13日日曜日

ひねもすのたりのたりかな


 須磨に住む。団地のベランダから毎日海を見る。海があって空がある。ただそれだけなのに毎日違って見える。

驚きだよ、空海さん!空海って素敵な名前だね。シンプルなのに全部ある。

水平線上の一点に向かって収束するようにして描こうとすると、その一点が見ている人の目の高さになる、という不思議。展示会場全体に統一した視線の高さと sense of wonder が生じるようにと、私が毎日見ている瀬戸内海の絵を展示してもらった。

展示した作品の並びは Joy Comes in the Morning というフレーズをイメージした。嵐の日も凪の日も、海と空はただそこにあって、私たちの収束する一点を示しつづけているように見える。喜びは朝来る。そう信じて日日を生きるしかない。

空海といえば密教をもたらしたお坊さんなので、正面に配置した曼荼羅を描く動機にもなっている。