2015年7月12日日曜日

丸マルまる


鉄板の到着を待つ間、シャボン玉をイメージした壁面作品の制作にとりかかる。
シャボン玉はどうして丸いんだろう?
球体になる理由は多分、球体ってのが丈夫な形だからで、
軟弱な被膜がなんとか形になろうと必死になって球体を目差しているようにも見える。



シャボン玉ってのはまん丸だけど、その表面はずっと動き続けていて、
風に吹かれる度にたわんだりゆがんだりしながら飛んで行く。
自分が作るシャボン玉もそんなふうにして作りたい。
コンパス使って書いた丸よりも、まあるい印象の形になるようにフリーハンドで形を整えていく。
デッサンをしている時と同じ感覚で行う。
モチーフは目の前には無いけれども、正解のラインは頭の中にあるので、
加筆と修正を繰り返す。



ジグソーで切っていく際には更にラインを選んで作業する。
ヤスリやペーパーで整える時にも指先で撫でながら形の繋がりを意識する。


下塗りまで済ました分。
このギンギラのまん丸ちゃん達に何を描くかは俺の勝手だ!
と思うとなんだかワクワクするぞ。